ごみ焼却炉でも使用できるように、粉塵対策を行い、不具合発生の回避とメンテナンス頻度の低減を実現したい
業界 | ゴミ焼却施設 |
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用途 | 重荷重昇降 |
課題 | 粉塵対策 |
ゴミ焼却炉では、施設によりますが、φ5,000以上、10t以上の底板を取り外す必要があり、取り外しの際には、底板を受けるためにリフトテーブルを用いています。
ごみ焼却施設という特性上、粉塵対策が必要ですが、対策をせず標準仕様のリフトテーブルが導入されることもあり、その場合、動作不良の発生、メンテナンス頻度の上昇が課題となります。
上記の課題は、シリンダージャバラを取り付け、防塵カバーの仕様とすることで解決できます。また電装品についてもIP65等、防塵仕様とすることが重要です。ただし、メンテナンス時の作業性を考慮する必要がありますので、電装品や油圧ユニットを本体外にとりつけ、対策を施すといった選択を検討することもあります。
課題解決の方法 一覧
- 埋め込み式のリフトテーブルで、故障時に作業ができない、または故障箇所へのアクセス性が悪い
- シャーリングマシンへのワーク投入の効率が悪い、また作業者に負担がかかっている
- 金型の建物間移動をスムーズに行いたい
- リフトテーブルの上をAGV、AGFが通過するが、リフトテーブルの沈みこみにより段差発生の懸念がある
- 溶接工程で発生する火花の影響による火災発生リスクを回避したい
- 最低高さに下がっているリフトテーブルの上をフォークリフトが走行した際に、リフトテーブルが故障する懸念があるため対策したい
- 航空機エンジンを組み立てるうえで作業足場としてリフトテーブルを使用しているが、場所によって径が異なり作業がしにくい
- 塗装ブースで使用する車両昇降用リフトテーブルの導入コストを下げたい
- ごみ焼却炉でも使用できるように、粉塵対策を行い、不具合発生の回避とメンテナンス頻度の低減を実現したい
- 水気による、リフトテーブル本体の劣化を防ぎたい
- 人手で残紙を撹拌機に投入する際の、安全性を高めたい
- 中・大型ワークをホイストで移動させる際、万が一、荷振れが発生した場合のリスクを最小限にしたい
- ポジショナーを使用して溶接を行う際に、ワーク形状にあった足場がほしい
- 生産ラインを流れる車両の種類が多々あり、車両形状ごとに最適な足場がほしい
- 半屋外設置のため、雨による電装品故障リスクがあり、回避したい
- 溶接作業時、作業者がリフトテーブルに接近する際の安全を担保したい
- 塩度が高い材料を投入するため、リフトテーブルの劣化が早い