ワークの運搬や梱包作業にリフトテーブルを使用したいが、使用場所が電源を確保できないエリアである。

業界	溶接工場
用途	出荷・梱包用
課題	移動式作業性・生産性向上

リフトテーブル上でワークの溶接や検査を行った後、作業環境や設置スペース、工場内の間取りなどの制約により、電源の供給が難しいエリアで梱包・出荷作業を行う必要が生じる場合があります。
しかし、リフトテーブルは通常、電動油圧式を採用しているため、電源が確保できない環境では稼働そのものが困難になるという課題があります。

このような課題に対しては、リフトテーブルにキャスターを取り付けて移動可能な仕様とし、さらに手動ポンプや足踏みポンプを用いた油圧作動方式に変更することで対応が可能です。これにより、ワークをリフトテーブルから降ろすことなく、溶接から梱包・出荷まで一連の作業をスムーズに行うことができ、積み下ろしの手間を削減して作業効率を大幅に向上させることができます。