リフトテーブルは性質上、安全対策が重要視される装置ではありますが、
労働安全衛生法等、法令で対策内容が決定しているわけではなく、
各ユーザー様で対策内容は様々です。
当社では、培ってきたノウハウを活かし、
最適な安全対策提案と細かいカスタマイズ対応を行いますので、
安全対策に課題をお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談下さい。
リフトテーブルで安全対策を徹底する!
01機上・テーブル
- 1-1 機上テスリ(柵)
- 1-2 機上チェーン
- 1-3 機上チェーン部インターロック
- 1-4 機上つま先板
- 1-5 台車ストッパー
- 1-6 テーブル面縞鋼板
- 1-7 テーブル面防滑塗装
- 1-8 トラマーク表示
- 1-9 出入口扉
- 1-10 安全帯引っ掛け金具
- 1-11 光電センサー・エリアセンサー
- 1-12 足挟まれ防止用セーフティバー
-
1-1 機上テスリ(柵)
作業者の落下を防止する。テーブル上面に搭載。作業高さが2m超の場合、法規上は搭載が必須。テーブル上面から35cmの箇所に中さんが必要。
-
1-2 機上チェーン
4面をテスリで囲うと利便性が低下するため、乗り降りする開口部に取付。簡易的な落下防止仕様。
-
1-3 機上チェーン部インターロック
チェーンを接続しないと、機械が作動しないようにする安全装置。
-
1-4 機上つま先板
手すりの下部に搭載される。工具等の落下を防ぐことを目的とする。作業高さが2m超の場合、法規上は搭載が必須。
-
1-5 台車ストッパー
テーブル上面に搭載。台車を載せて昇降する際、機上から台車が落下することを防ぐ。
-
1-6 テーブル面縞鋼板
テーブル上板に縞鋼板を使用することにより、作業者が滑って転倒することを防ぐ。
-
1-7 テーブル面防滑塗装
テーブル上板に防滑塗装を施すことで、作業者が滑って転倒することを防ぐ。
-
1-8 トラマーク表示
テーブル側面に搭載。危険表示が目的。
-
1-9 出入口扉
4面をテスリで囲うと利便性が低下するため、乗り降りする開口部に取付。
-
1-10 安全帯引っ掛け金具
手すりや柵に搭載。安全帯を取り付けるための金具。作業高さが2m超の場合、法規上は搭載が必須。
-
1-11 光電センサー・エリアセンサー
主に手すりや扉に搭載。ワークがテーブル外にはみ出した際に電気信号を送り、昇降動作を不可とする。
-
1-12 足挟まれ防止用セーフティバー
テーブル下面に搭載。テーブル下降時に足が挟まれた場合、電気信号を送り、機械の動作を停止する。
02パンタグラフ・シリンダー
-
2-1 4面ジャバラ
パンタグラフ部に搭載。作業者がパンタグラフに手や足を挟まれるのを防ぐ。鋼板カバーを取り付けることもある。
-
2-2 4面鋼板カバー
パンタグラフ部に搭載。作業者がパンタグラフに手や足を挟まれるのを防ぐ。ジャバラを取り付けることもある。
-
2-3 巻き取りカーテン
パンタグラフ部に搭載。挟まれ防止効果は薄いが、パンタグラフ部分を隠すことを目的として使用する。
-
2-4 落下防止バルブ
シリンダーに搭載される。油圧ホースが破断した際に、リフトテーブルが下降することを防ぐ。
03警報
-
ブザー
動作中であることを周囲の作業者へ知らせる。信号灯・回転灯と合わせて使用する場合もある。
-
信号灯・回転灯
動作中であることを周囲の作業者へ知らせる。ブザーと合わせて使用する場合もある。
04操作スイッチ
-
緊急停止ボタン
危険な使用方法や緊急停止が必要な状況で、強制的に機械の稼働を停止させるスイッチ。
-
キースイッチ
専用鍵で開錠しなければ機械が作動しないようにする安全装置。
-
ダブルスイッチ
2か所のスイッチを同時に押下しなければ動作しないようにする安全装置。
具体的な安全対策の課題と当社の提案!
業界や用途によって、安全対策に関する課題は異なります。
お客様がお持ちの課題と当社の提案を紹介します。
安全対策を施したリフトテーブル設計・開発、製作事例を紹介!
当社は、特注リフトテーブルの設計・開発、そして多様な業界にリフトテーブルを導入し、
日々お客様とお話しているからこそできる、時流に沿った安全対策提案を行います。
当社が行なったリフトテーブルの安全対策事例を紹介します。
リフトテーブルの安全対策についてお客様より頂く質問
リフトテーブルの安全対策について、お客様よりよく頂く質問を紹介します。
お問い合わせフォームよりご質問いただくことも可能となっていますので、是非ご活用下さい。
-
安全対策としてジャバラをつけたいのですが、どのような材質になりますか?
通常はナイロンターポリンを使用しております。なお、切り粉や溶接時のスパッタ等からリフトテーブルを保護する用途の場合は、ジンテックスなどを使用しています。 -
リフトテーブルを使用している際に、足や物が挟まれる不安があります。対策はできますか?
セーフティーシュー(セーフティーバー)というオプションがございます。リフト側面下部に(1~4面)付けることができ、リフト下降中にバーが障害物等で持ち上げられると電気接点が切れ、動作が停止します。 -
リフトテーブルを使用中にホースが破れ、落下する不安があります。防止策としてどのようなものがありますか?
落下防止バルブというオプションがございます。油の圧力差と流量を感知し、機械的に油を遮断する油圧機器です。一般的にはシリンダーの根元に装着します。 -
リフトテーブルを使用中、安全のため周囲に警報を出したいのですが、どのような対応が可能でしょうか?
一般的には、音声と視覚により周囲に危険予知をおこないます。音声としては、昇降中にブザーやチャイムなどを使用します。視覚によるものとしては、回転灯やシグナル灯などが一般的です。どちらも、当社にて対応が可能です。 -
作業者がリフトテーブルに近づく可能性があるため、パンタグラフに安全対策を施したいのですが、どのような提案が可能でしょうか?
パンタグラフにジャバラを搭載する、鋼板カバーを搭載する、といった対策が一般的です。ジャバラや鋼板の形状や材質は、用途やお客様ご要望に応じて提案をいたします。